
未登記・古い名義の実家を14名の相続人で売却
独身の伯父が亡くなり、未登記建物+古い名義の土地が発覚。数次相続で相続人は14名に膨らんだが、全員の同意取りまとめから相続登記・空き家売却まで一貫対応。
状況
独身のまま亡くなった伯父が遺した実家を売却しようとしたところ、建物が「未登記」であり、さらに土地の名義は十数年前に亡くなった伯父(長男)のままであることが判明。手続きが止まったまま年月が過ぎ、相続権は甥・姪へ、さらに放置の間に甥・姪の一部も亡くなって(数次相続)その子の代にまで移り、相続人は14名に膨れ上がっていました。「もう売るのは無理なのでは」と諦めかけていたご相談者様が、スタートラインに相談されたケースです。
解決策
スタートラインが窓口となり、既に亡くなっている祖父母・伯父・伯父の兄弟の出生から死亡までの戸籍を遡って相続人の所在も含めて確定。行政書士横倉が14名の相続人への連絡調整・遺産分割協議書署名押印手続きを行い、未登記建物の名義変更を区役所に申請、土地名義変更(相続登記)は定型の司法書士が対応(費用は料金に含む)。最終的に、宅地建物取引士である横倉が空き家の売却まで対応し、売却代金から諸費用を精算して、相続する相続人への分配も行いました。
案件の概要
- 難易度
- ★★★★★ (困難案件:自力での手配はほぼ不可能)
- 相続人の数
- 14名(甥・姪、および数次相続でその子へ/全国に分散)
- 主な財産
- 不動産(未登記建物・空き家+土地)、預貯金少々
- 解決期間
- 約8ヶ月
- 担当行政書士
- 横倉 肇(宅建士・行政書士)
相続関係図
相続人:14名(甥・姪、および数次相続でその子へ/全国に分散)
ご相談のきっかけ
ご相談者様(60代女性・横浜市)は、長年放置されていた実家の固定資産税の通知をきっかけに、「いい加減、実家を整理して手放したい」と不動産会社に売却を相談しました。ところが調べてもらうと、建物が登記されておらず(未登記)、土地の名義も、十数年前に独身のまま亡くなった伯父のままだと分かります。
「名義を変えないと売れない」「相続人を全員探して同意をもらう必要がある」と言われたものの、伯父はおひとりさまで、相続権は甥・姪、さらにその子の代にまで移り、相続人は14名。多くは会ったこともない遠い親戚です。「どこから手をつければいいのか」「自分一人ではとても無理」と途方に暮れていたところ、相続専門のスタートラインのサイトと動画をご覧になり、ご相談いただきました。
解決までの流れ
ステップ1:戸籍収集と相続人の確定(数次相続の紐解き)
伯父の出生から死亡までの戸籍に加え、すでに亡くなっている両親や相続人の分まで戸籍を遡って取得。世代をまたいで相続権が移った「数次相続」を一つずつ解きほぐし、最終的な相続人14名を確定しました。放置していた間に甥・姪のうち数名も亡くなり、その相続人(子)まで加わって人数が膨らんでいました。
ステップ2:相続人への連絡・遺産分割協議の取りまとめ
会ったこともない遠方の相続人へは、当事務所が代表してお手紙でご連絡。事情と手続きをご説明し、遺産分割協議書を作成して全員分の同意を取りまとめました。ご相談者様が直接、見知らぬ親戚とお金の話をする負担をなくしました。
ステップ3:土地の相続登記・未登記建物の名義変更
遺産分割がまとまり、相続人全員の遺産分割協議書が揃ったら、未登記建物名義変更届出書(自治体によって名称異なる)を不動産がある世田谷区に提出して変更、土地の名義変更(相続登記)を提携の司法書士にて対応。*相続登記1件分はスタートラインの定額料金に含まれています。
ステップ4:空き家の売却(宅建士・横倉が対応)
名義が整ったところで、宅地建物取引士である横倉が、空き家の売却まで一貫して対応。名義人である相談者:Cさんの負担を考え、売却にあたり負う負担を無くし、その上で購入してくださる方の中で一番いい条件と契約し、無事引き渡しまで完了。最後に売却代金から諸費用を差し引いて相続人への送金も行いました。
担当者からのコメント
今回は「未登記建物+数次相続」という、おひとりさま・独身の方の不動産にとても多いパターンでした。放置された期間が長いほど相続人は増え、手続きは複雑になります。早めの着手が何より大切です。
未登記・古い名義の不動産で重要なポイント:
1. 「未登記かどうか」をまず確認する:古い建物は登記そのものがないことがあります。売却の前に、登記できる状態に整える必要があります。
2. 数次相続は戸籍を遡って全員を確定する:相続人の死亡で相続権が移り、相続人が一気に増えることがあります。一人でも漏れると手続きは進みません。
3. 窓口を一つにする:戸籍・調査士・司法書士・売却と、関わる専門家は多岐にわたります。スタートラインが窓口となり各専門家と連携するので、お客様があちこちに連絡する手間はありません。
4. 会ったことのない相続人への連絡も代行:見知らぬ親戚へのご連絡や同意の取りまとめは、当事務所が間に立って進めます。
スタートラインは、宅地建物取引士・行政書士として、相続人調査から名義変更、空き家の売却までを一つの窓口でサポートしてきました。「古い実家が名義そのままで売れない」「相続人が多すぎて手に負えない」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。
担当行政書士:横倉 肇(宅地建物取引士・行政書士)
「これ、うちのケースに似てるかも…」と思ったら。
スタートラインは、これまで多くのおひとりさま・独身の方の相続手続き・相続不動産の売却を積み重ねてきました。初回は無料相談を行っておりますので、お気軽にご相談ください。
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